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学資保険と連帯保証人についてFPが分かりやすく解説!

学資保険は子どもの将来の学費に充てるためにお金を積み立てていく保険商品のことで、貯蓄としての機能と、親に万一の事故等があった場合の備えや病気や怪我に対応する保険の機能をもっています。

貯蓄や積み立ての機能は銀行預金にもありますが、銀行預金の場合には、今いくら残高があるか簡単に確認できるうえ、払い戻しも容易に出来ます。

学資保険には定期預貯金にはない保証もついており、途中での解約は、特に短期解約の場合は支払った保険料の額より返戻金が低くなる等ふりなこともあって簡単には解約できない仕組みになっています。

単純な学資の積立ということではなく、万一の場合の保証もあり、子どもの医療保険などの特約を付けることもできる等、各保険会社から様々なタイプの商品が出されていますので子どもの年齢や保険金を受け取るタイミング、万一の場合の保証内容など検討し自分にあったもので契約するのが良いです。

子供の学資については、学資保険のほかにも奨学金制度を利用したり、期限を設けて2016年に新設されたジュニアnisaという投資制度等を利用する方法や、祖父母による孫のための教育資金の贈与の制度もあります。

それぞれメリット、デメリットがあります。

奨学金制度は、昔から特に親がいない等の事情でよく利用されてきましたが、最近この奨学金が社会人になっても返済できないまま多大な借金として残り社会問題化しています。

卒業後すぐに就職できたとしても、多額の借金を抱えたままで、結婚も諦めるというような事態もあります。

また、学生ローン等を利用して大学へ進学する人も多くいますが、奨学金やローンは子の大きな負担になっているばかりか、さらに、子供が返済できなくなってしまうと連帯保証人となっている親が返済を迫られることになりますが、親は高齢となり自身の老後のこともあるので子のローンの返済までできない状況にもなります。

このようなことを考えれば早いうちから学資保険を契約しておくのが良い選択ということになります。

ところで、学資保険は父親や母親が契約者で、満期金の受取人は契約者である父母や子どもであるのが一般的です。

満期になれば満期金として給付が受けられる仕組みですが、絶対に受け取れると言いきれない場合が時にあります。

どういう意味かと言いますと、仮に契約者である父母が誰か第三者の借金の連帯保証を引き受けていた場合で、その誰かが借金の返済が出来なくなった時には債権者から連帯保証人に借金の返済を迫られることになります。

又ローンの借り入れ等に当たって夫婦の一方が、相方の連帯保証契約をすることがよくありますが、離婚後に同様の事情に陥った場合もそうなります。

連帯保証契約は借金をした人との契約ではなく、貸し付けた側の金融機関との間で交わした契約なので、途中でやめたいということはできません。

さらに連帯保証というのは、単なるなる保証とは意味が異なります。

借金をした人と連帯して債務の返済の義務を負うというものでお金を貸し付けた方の金融機関等にとってみれば借金をした本人でなくても連帯保証人に返済を催促することができ、極端にいえば、借金の取り立てが楽な方に返済の催促ができるのが、連帯保証のもつ意味です。

悪意をもって借り入れた本人が返済せずにいる場合でも、連帯して返済することを金融機関との間で契約したので、その責任を逃れることは出来ないです。

単なる保証人は、お金を借りた本人が返済しなかった場合に、貸主から保証人に対してお金を返すよう求められた場合に、お金を借りた本人に返してもらって下さいということが出来る、つまり催告の抗弁権がありますが、連帯保証にはこの催告の抗弁権はありません。

連帯保証人となっても、その債務の返済が出来れば問題ないわけですが、返済が済むまでは債務を引き受けざるを得ないことになります。

したがって、このような事態になった時に、学資保険の給付金に目をつけられ、受取人が第三者等の連帯保証人になっている場合には、給付金を差し押さえられる可能性も出てくることになります。

連帯保証によって給付金の差し押さえを免れるためには、例えば離婚するならその前に、受取人の変更をしておくことです。

離婚でなくても受取人を子や配偶者に変えることで給付金自体を差し押さえられることは防げます。

配偶者といえども、当該連帯保証の債務を負っていない人に、催促することは違法になるからです。

ただし、契約者の変更は出来ませんので、保険の契約者である父や母が当該連帯保証人である場合には、契約者である父あるいは母が連帯保証の債務者となって、保険の解約返戻金請求権を差し押さえるという形で、強制的に解約されることがあり得ます。

親類や親しい友人だからといって安易に連帯保証を引きうけることは、後日思いもかけないことにまきこまれることにもなるので、
子や家族を守るためにも避けるのが賢明です。

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