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学資保険を解約する時のリスクと対処法をFPが教えます!

学資保険の解約を考えている人は意外と少なくありません。

しかし一度契約を止めてしまうともう後戻りは出来ない状態になってしまいます。

せっかく何年も支払い続けてきたものを止めてしまい、後からやはり契約し続けていれば良かったと後悔しても後の祭りです。

では具体的にどのようなリスクがあるのかというと、まず元本割れしてしまうリスクがあるという点です。

ただでさえ満期まで頑張って支払っても元本をわずかに超える程度の返戻率なのに、途中で止めてしまい、経費等が差し引かれると、今まで払ってきた金額よりも戻ってくる額が低くなる可能性がかなり高いという事は事前に知っておきましょう。

また解約返戻金を受け取ると税金がかかる可能性があるという点も気をつけなければいけません。

返戻金がそれまで支払ってきた保険料の総額よりも多い場合、その差額は一時所得として所得税がかかります。

ただ、一時所得には特別控除が50万円あるので、差額が50万円までなら税金はかかりません。

むしろ気をつけなければならないのは贈与税です。

一般的には契約者と保険料を負担する人、そして返戻金を受け取る人は同一人物です。

しかし例えば保険料を父親が払って、返戻金受取人が子供というケースもあり、こうした場合は贈与と同じ扱いになり贈与税がかかります。

贈与税にも110万円の基礎控除がありますが、これは一時所得と違い差額ではありません。

贈与を受けた金額がそのまま課税対象になるので、返戻金が110万円を超えると即税金の支払い義務が発生します。

他にも、子供の年齢によっては再加入する事が出来ないという点もリスクの一つです。

「今は生活が苦しく保険料が払えないので一度止めるが、そのうち余裕が出来てきたらまた再加入すればよい」と考えている人は結構います。

しかし気をつけなければならないのは加入には年齢制限があるという所です。

もちろん保険会社によって加入年齢は様々です。

子供が12歳まで入れる所があれば、3歳までしか入れない所もあります。

さらに支払う保険料も子供の加入年齢によって大分違ってきます。

今の契約よりもより返戻率が高い保険に乗り換える為に解約をしようとしている人もいますが、元本割れしてしまった返戻金以上に新しく加入する保険で取り戻せなければ乗り換える意味は全くありません。

基本的に子供の年齢が上がれば上がるほど返戻率は低くなって言うので、別の保険に乗り換えて損をしないように気をつける必要があります。

あと万が一の時に保証がなくなり困ってしまうという点もリスクです。

学資保険には、契約者が万が一なくなったり働けなくなった場合でも、保険料の払い込み免除と祝い金や満期受取金はもらえるという保証が基本的についてきます。

その為、契約者である父や母に万が一の事があっても、子供の教育資金は守る事が可能です。

しかし、契約を止めるという事は、こうした保障も全てなくなってしまうという事を認識しておく事が重要です。

このように学資保険を解約すると色々とリスクがあるという事が分かります。

それでもどうしても支払う事が難しいという場合はどうすれば良いかというといくつか対処法があります。

まず自動振り替え貸付制度を利用するという点です。

これはどういう制度かというと、毎月の保険料の支払いが出来ない場合に、解約返戻金の中から自動で保険料を振り替えしてくれるというものです。

この制度は保険契約時に、契約者が拒否をしなければ、自動的についてきます。

しかしまだ契約したばかりで、保険料を立て替える事が出来る程額が貯まっていないと振り替えは出来ませんし、この制度は保険会社が貸付を行うという形になるので、利子が発生するという事も知っておかなければなりません。

また契約者貸付制度というものもあります。

これは返戻金を担保にして保険会社からお金を借りるという制度です。

借りる事が出来る限度額は保険会社や商品によって異なりますが、一般的には返戻金の約7~9割程度まで借りる事が可能です。

しかもスピードも迅速で、申請から振込みまで早いところでは即日ですし、遅くても1週間程で振り込まれます。

もちろんこれも貸付という形になるので利子は発生しますが、便利な制度ではあります。

他に、払い済み保険にしてしまうという方法も有効です。

保険料が支払えなくなった時に、学資保険を払い済み保険にしてしまえば、保険契約を継続しながら、将来満期金も受け取る事が可能です。

もちろん保障内容や満期金は、今まで積み立てをしてきた金額に応じて計算しなおして再設定します。

その為、保障額はかなり少なくなりますし、特約がついていた場合もなくなってしまいますが、それでも今後保険料を払う事無く契約を継続出来るというのは非常に大きなメリットです。

あと、毎月支払う保険料の額を抑える為に、特約がついている場合はそれらを外してしまうという方法もあります。

このように学資保険を解約すると色々とリスクがありますし、そうならない為の対処法もいくつかあるので、事前にこうした事を知っておくという事は非常に重要です。

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