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学資保険の男女差についてFPが分かりやすく解説!

学資保険の加入にあたっては、夫婦のどちらが契約者になるかによって保険料に男女差が生じます。

あくまでも契約者が男性か女性かによって生じるものであって、被保険者である子供の性別は保険料や満期時の受取金には全く何の影響もありません。

ほとんどの場合、夫婦が同じ年齢であれば夫よりも妻が契約者になることで月々の保険料を安く抑えることができます。

一体どういう理由なのかと思われるかもしれませんが、これは学資保険は単なる積立ではなく万が一のことを考えた保険でもあるという性質が関係しています。

つまり、保険料を払っている期間中に契約者が死亡したり、所定の障害状態となったような場合にはそれ以降の保険料を支払いが免除される特約が付けられているのが普通です。

これはありがたい特約ではありますが、もちろん保険会社の全くの好意により付けられているものであるはずがありません。

あらゆる保険商品と同様、保険料の支払いが免除されるとか、あるいは保険金が支払われる状態になる可能性が高いと考えられる人に対しては保険料が高くなります。

病気になる可能性が高いと思われている人の生命保険料とか、事故を起こす可能性が高いと思われている人の自動車保険料が高くなるのと同じ理屈です。

つまり、男性が契約者になったほうが女性が契約者になるより保険料が高いということは、男性のほうが死亡や障害状態になる可能性が高いと考えられるからに他なりません。

実際、女性のほうが男性よりも平均寿命が長いという男女差があることからもこれは明らかです。

男性が契約者であれば、保険料を払っている期間中に死亡したりする可能性が女性よりも高く、万が一死亡すればその後の保険料が免除されるわけですが、それは突き詰めれば保険会社が自らの利益を削って出してくれているものではなくて、他の加入者の保険料によってまかなわれているのですから、それだけ多くの保険料を払ってもらわないことには割が合わなくなるためです。

率直に言ってしまえば男性のほうが女性よりも死亡率が高いので保険料も高いということです。

これは年齢に関しても似たようなことが言えます。

当たり前のことですが人間は年齢が高いほど死亡する可能性も高くなります。

同じ母親であっても、20歳の女性が契約者になる場合と40歳の女性が契約者になる場合とでは後者のほうが保険料が高くなりますが、これはそのような理由が背景にあるのです。

夫婦では男性のほうが女性よりも年齢が上であることが多いでしょうが、年齢がより上の男性と、年齢がより下の女性ということになると死亡率、つまり保険料という観点ではより差が開く方向になります。

つまり、年齢の高い父親が契約者になるよりも年齢の低い母親が契約者になったほうが間違いなく保険料は安くなります。

ただし、あまりにも毎月の保険料のことだけに目を奪われるのは考え物です。

学資保険はその名前のとおり保険という意味合いがあり、契約者が死亡したりして収入が途絶えた場合にはそれ以降の保険料の支払いが免除されるわけです。

となると、今の日本の世の中で一般的な、父親のほうが母親よりも収入が多いという家庭ではどのようなことが想定されるでしょうか。

一家の大黒柱である父親がもし死亡したような場合、契約者が父親であればそれ以降の保険料は免除になりますが、母親が契約者の場合は当然ながら免除にはなりません。

母親の少ない収入から保険料をその後も払い続けないといけないという事態に陥ります。

一方、もしも母親が死亡したような場合、契約者が父親ではもちろん保険料の支払いは免除にはなりませんが、父親に収入が十分ある場合にはさほど困ったことにはならないでしょう。

このように、保険という意味合いを考えるのであれば、毎月の保険料の多少の差に気を取られることなく、収入の多いほうが契約者になるべきだということになります。

もちろん、現代の世の中においては女性であっても男性に伍して働いている人も多くいます。

そこまで多くはないでしょうが、妻のほうが夫よりも収入が多いということもあるかもしれません。

そういう場合は保険料の男女差を遠慮なく活用することができます。

堂々と母親のほうが契約者になれば、保険の意味合いも持たせ、かつ毎月の保険料を安くすることもできるわけです。

なお、夫婦のどちらが契約者になるかということにおいては、もう一つの万が一の際、つまり離婚のことも頭の片隅には置いておいてもよいかもしれません。

かすがいであるはずの子供が生まれたにも関わらず離婚のことを考えるのはおかしいかもしれませんが、4組に1組とも3組に1組ともいわれる夫婦が離婚する時代です。

知っておいても損はないでしょう。

子供が未成年のうちに離婚した場合、夫か妻かのどちらかが親権者になるはずですが、親権者になったほうが自動的に学資保険の契約者になるわけでは決してありません。

保険会社がそんな気を利かせてくれることはありませんから、必要であれば契約者を変更する手続きをしておいたほうが良いでしょう。

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