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学資保険の返戻率の読み方について~『へんれいりつ』と読みます!

学資保険では返戻率という言葉が使われますが、この読み方を知っているでしょうか。

これは「へんれいりつ」と読みます。

一見すると返礼率とか払戻率のように見えるかもしれませんがそうではありません。

ただ、読み方としては返礼と同じになります。

学資保険などの保険に特有の言葉と言っても良いでしょうが、これは、払い込んだ保険料の合計に対して満期時などの受け取り金の合計がいくらになるかということを百分率で表したものです。

保険には多くの種類がありますが、万が一に備えることを主な目的とし、払い込んだお金に相当するような金額がほぼ間違いなくいずれは得られることをさほど期待しないタイプの保険もあります。

例えば自動車保険とか、がん保険、海外旅行保険などがそうでしょう。

自動車保険では、保険料を払い込みますが、その代わりに得られるものは万が一事故を起こしてしまった場合の補償です。

決して、事故を起こさなかった場合に払い込んだ保険料の合計に相当するようなお金を受け取れると思って保険に加入するわけではありません。

海外旅行保険でもそうでしょう。

海外で事故に巻き込まれるとか、病気にかかってしまって治療費が必要になった場合にも保険金が下りると思って加入しているはずです。

無事に海外から帰ってきた場合に出発前に払った保険料が戻ってくると思って保険に入るわけではないはずです。

このようなタイプの保険では、返戻率などという言葉が出てくる余地がありません。

だいたい満期時などという概念そのものがありませんし、無事に過ごした場合に一時金というような形で多少のお金を受け取ることがあったとしても、その金額は自分が払い込んだ保険料の合計に比べれば微々たるもののはずです。

基本的に、個々人が払い込んだ保険料は、不幸にも万が一の事故や病気を背負ってしまった人に対する保険金として大部分が使われることになります。

要するに助け合いの精神です。

ですが、保険にはこれとは異なるタイプの商品もあります。

学資保険はまさにその典型的なもので、助け合いの精神ももちろん一部には含まれているものの、基本的には自助努力というか、自分自身で将来に備えるというタイプの商品です。

意味合いとしては積立預金に近いものです。

学資保険では、子供が大学に進学する際の入学金や授業料の出費に備えることを主な目的としますが、これは、万が一子供が大学に入ってしまったら大変だからそれに備えるというような意味では決してありません。

事故や病気とは根本的に考え方が異なります。

万が一大学に入ったら大変なことになるから、みんなで助け合いの精神を発揮してお金を出し合い、子供が大学に入った家庭の人にはそのお金をまとめて受け取れるようにしようというような考えではないわけです。

そうではなくて、自分自身で将来に備えようとするもので、子供が生まれた際に18年後に起こるであろう大学進学を見据えてお金をコツコツ貯めておき、いざというときにお金が足りなくて困ることがないようにしようというコンセプトの商品になります。

このようなコンセプトの商品である以上、競合するものは銀行などの預貯金になることは言うまでもありません。

将来に備えて自分で蓄えておくというのはまさに預貯金が最も一般的で、それよりも何かメリットがなければわざわざ別の保険などには入ってくれないでしょう。

預貯金では、お金を預けていれば利子がつきます。

預けていたお金は増えるわけです。

これと同じことを保険でも提供できなければ競争に勝つのは難しくなるでしょう。

この意味で出てくる言葉が即ち返戻率ということになります。

払い込んだ保険料の合計よりもこれだけ多くのお金を受け取ることができますよとアピールすることで、預貯金よりも有利であることを分かってもらうようにしているわけです。

もちろん、お金は無から勝手に生じるものではありません。

増えるのはそれなりの理由があります。

それは、基本的には銀行などの金融機関と同じで、保険会社は契約者から預かった保険料を運用してその利益を得ているのです。

ですから、運用がうまく行けばそれだけ満期時に受け取れるお金も多くなりますし、運用がうまく行かなかった場合とか、失敗してしまったような場合には受け取れるお金は少なくなってしまいます。

そして、銀行の定期預金などでは元本保証があり、どんなに銀行の運用実績が芳しくない場合でも預けたお金が減ってしまうようなことはありませんが、保険の場合は必ずしもそうではありません。

元本保証のある商品もありますが、そうではない商品もありますからよく確認しておきましょう。

元本保証のない商品の場合、運用益の推移によっては自分が払い込んだ保険料の合計よりも少ない金額しか受け取れないおそれもあります。

また、保険に特有の話ですが、特約と呼ばれる契約条項を多く付けたような場合にも、返戻率が100%を割り込む可能性があります。

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